みなさん、お持ちのWebサイトは常々アップデートされていますか?
Webサイトを利用するユーザーにとって、全く更新されないWebサイトは魅力的に見えません。たとえば、不動産関連のWebサイトに掲載されている物件が全然更新されなければ、「なーんだ、見てもしょうがないな」と思ってしまいますよね?たとえば、グルメブログの記事が最近全然投稿されてなければ、「新しい情報はないブログか。」と思ってしまいますよね?
しかし、Webサイトは闇雲に更新すればいいというものではありません。ユーザーにとって魅力がある更新頻度というものがあります。
Webサイトの更新をいくつかのレベルに分けて考えると、どうすればよいかわかりやすくなります。
1.日々の情報
不動産物件情報や、ブログ記事、ニュースなどです。毎日が理想ですが、費用対効果を考えると週に2,3回といったところがベストでしょう。
この更新の目的は、「Webサイトを頻繁にみてもらう」「新鮮な情報を提供している印象を与える」です。
2.キャンペーン情報
ECサイト(物品販売サイト)や、旅行代理店、レストランなどです。毎週、毎月といった頻度で目玉商品やライブイベントのキャンペーンを打ち、「今週末は何を安売りしてるんだろう?」などと思わせるようにします。メールマガジンや広告などとの連携も効果的です。
この更新の目的は、「Webサイトやお店をたまに思い出してもらう」「定期的に利用してもらう」です。
3.Webサイト自体のリニューアル
Webサイトにも、デザインや喜ばれる機能に流行りがあります。あまりにもデザインが古臭いとか、使い方が最近の常識と違うと、「なんだ、すたれていて人気がなさそうだ」「使いにくくてダメなサイトだ」と思われてしまいます。数年に一度、Webサイトの完全リニューアルをすることで、これを防ぐことができます。
この更新の目的は、「人気があるように見せ、快適に使えるようにして利用者を逃がさない」です。
もちろん、これら以外にもあなたのWebサイトにとってベストな更新頻度や目的は多々あるでしょうが、まずは上記3つの更新を軸に考えると、かなり楽に更新戦略を練ることができるでしょう。
企業サイトの場合は、少なくともこの3つの更新計画を立て、それにしたがって更新を実施していくべきです。更新計画には、「更新目的」「更新頻度」「更新内容」「目標」を入れます。たとえば、「ECサイトの訪問数を増やすため、週1回金曜日、今週の特売商品内容を更新し、金曜日来訪者数2000と、週末販売200件を確保する」などです。そして一定期間ごとに目標が達成できているか確認します。確認の結果、目標が達成できていない場合は、更新の頻度や内容、それと組み合わせる宣伝などを変更します。
闇雲に更新していては、費用と時間を浪費しているだけかも知れません。きちんと計画を立て、目標設定をして、必ず結果を確認しましょう。
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