変わるといっても、形がかわるわけじゃないですよ!
Windows7では、「プリンタ」が「プリンター」、「コンピュータ」が「コンピューター」になるのです!
Windows 7はRC版(製品候補版、これ以上機能を追加したり、大きな変更を加えたりしないというバージョン)がダウンロードできるようになりましたね。システム管理者の方は、来年に向けてゆっくりテストを解しできます。(Windows 7 RC版ダウンロードはこちら。6月まで使えます。)
Windows 7 RC版をインストールして立ち上げると、雰囲気はWindows Vistaっぽいな、という印象です。これは、タスクバーとスタートボタンのデザインがVistaに近いからでしょうね。
で!少し見ていると何か違和感が!
スタートボタンを押して出てくる日本語の中で、今まで単語の最後に「ー」(伸ばし棒)がついてなかったものにも「ー」がついてる!!
Windows XP/Vista | Windows 7 |
エクスプローラ | エクスプローラー |
プリンタ | プリンター |
ブラウザ | ブラウザー |
フォルダ | フォルダー |
ドライバ | ドライバー |
何の意味が?
実はこれ、ユニバーサルデザインです。
ユニバーサルデザインとは、簡単に言うと「多くの人が使いやすいデザイン」です。子供からお年寄り、文化、身体的障害、など個人個人の違いがあっても使いやすくなるように設計しましょうということです。
日本には、テクニカルコミュニケーター協会(TC協会)という団体があります。この団体は、取扱説明書などの品質向上を目的としていて、パナソニック、ソニー、キヤノンなど多くの企業が参加しています。で、このTC協会で「ユニバーサルデザイン」として推奨している書き方がWindows 7に採用されたということです。
今回の変更、「多くの日本人の発音に近いカタカナ」にしたわけですね。
小さい変更だけど、ユニバーサルデザインの観点からは大きな一歩です。
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