なんとも残念な調査結果が出ました。
この調査結果は日本のIPAという機関が行ったもので、「IT企業向け」がITベンダ3000社(有効回答数549社)、「ユーザー企業向け」が東証1部、東証2部、マザーズ、ジャスダックなどへの上場企業3000社(有効回答数335社)を対象としたそうです。要は、
日本の企業は「日本のIT、質が足りてないぞ」と思っている
ということです。特にこの記事の中で目立つところを簡単にまとめると、
・量(人材数)は十分だが、質(スキル、経験、品質など)が不足している。
・具体的に質で不足してるのはITコンサルやプロジェクトマネジメント(開発を予定通り円滑に進めるため、全体管理をする役割)。
・ほかに、ユーザー企業(開発発注側、ITコンサルを受ける側)のIT担当の質が低い。高齢化が進んで最新技術においついていない。
といったところでしょうか。
じゃあニューヨークの日系IT業界はどんな感じ?というと、多分ベンダー側(IT屋側)は、ほぼ一緒です。ただ、ユーザー企業については高齢化が進んでいるようなことはあまりないので、例外といえます。それどころか、もともとITのプロじゃない方が担当されてるのに、かなり勉強されて、逆にレベルが高くなっていることも多く見られます。
実際に美頼ITソリューションズに相談にいらっしゃる多くのお客さんは、
「今使ってる(昔使ってた)ITコンサルは高くて、難しいことをいろいろ言うんですが、具体的にどうすればいいのか教えてくれない。結局自分で勉強していろいろやってるんです」
といった趣旨の相談をされることが多いですね。きっと一生懸命勉強されたことでしょう。
「で、ご自身でやってみて、どう思いました?」
「そのITコンサルが言ってたことは的外れだったり、古かったりします。多分、よくわかってないまま、雑誌などで見たことを小難しく言ってただけだと思います。完全にごまかされました。今なら反論もできるんですが。。。で、結局セミナーなどで効果的なITのテクニックをやさしく教えてくれた美頼さんに来てみたんです。」
このパターン、実は今までに1人や2人ではありません。特に在NY中小企業のIT担当者(特にWeb担当)の方は結構この傾向にあります。
ということで、この「ユーザーの声」を言い換えると、
在NYの日系企業は「在NY日系IT、質が足りてないぞ」と思っている
ということになりますね。。。
もちろん、「足りてない」だけであって、「ない」わけではないので、美頼ITソリューションズのような質重視の小さな会社は選ばれる立場にあってチャンスです!
ということで、やはりこれからも美頼の理念「機能美」「調和」「信頼性」を重視してやっていこうと心に誓いなおさせてくれた記事でした。
25日にまたセミナーがありますので、ぜひお申込みください。
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