ニューヨークでITにお困りの際は、ぜひ美頼ITソリューションズにお問い合わせください。

4月
03
2009
2

Google Analyticsを使おう(レポート – コンバージョン)中編

「ユーザー」「トラフィック」「コンテンツ」「コンバージョン」のGoogle Analytics4大機能のうち、今回は「コンバージョン」、2回目です。前回のを読んでないと、意味不明だと思うので、ちゃんと読んで下さい。

ではさっそく。Analyticsの画面で、左の「コンバージョン」をクリックします。

コンバージョン設定前の画面

コンバージョン設定前の画面

はい、出ました・・・いえ、これは単なる説明書ですね。説明の一番下にある「コンバージョンの目標と目標到達プロセスの設定を確認します。」のリンクをクリックしてください。

目標を一覧する画面

目標を一覧する画面

こんな画面が出ます。コンバージョンというのは、目的のURLに到達するなどのことなので、コンバージョンを設定するというのは変です。なので、正しくは「目標を設定する」と言います。前回の復習ですが、目標と言うのは、

  • 商品を購入した
  • パンフレットをダウンロードした
  • 説明書ページを30秒以上読んだ
  • レストラン店舗の地図を見た

などでしたよね。今回は練習なので、「企業理念ページを読んでもらう」という簡単な目標にしましょう。

美頼ITソリューションズ社の企業理念のページは「http://mirai-it.com/aboutus.html」です。

目標にはG1からG5までの番号がつけられています。今はまだ何も使ってないので、全部「(目標が設定されていません)」となっていますね。では、G1の列の右にある「編集」をクリックして、G1の目標を設定しましょう。

目標設定の画面

目標設定の画面

最初はこんな感じになっています。順番に設定していきましょう。意外と簡単です。

  • 有効な目標:オンにする
  • キーワードマッチ:前方一致のまま
  • 目標URL:「/aboutus.html」とする。これは、「http://mirai-it.com/aboutus.html」の右から「/」まで。このとき、「/」を忘れないこと。
  • 目標名:覚えやすい名前をつける。今回は「企業理念到達」としておく。
  • 目標値:この目標達成で得られるお金。今回はお金は発生しないのでゼロのまま。
設定後

設定後

とりあえずこんなもんでいいです。「目標到達プロセスを定義」は、今回は無視します。

最後に、ずっと下のほうにある「変更の保存」ボタンを押します。

コンバージョンの解析が始まった画面

コンバージョンの解析が始まった画面

こんな感じになったら成功です。あとは、とりあえず数日眺めてみましょう。

設定を変えたり、他の目標を設定したいですか?

コンバージョンの設定画面に入る方法がわからない!

そう、それがみんなハマるトラップです。笑 焦らず、画面左上の「Analytics設定」をクリックしてください。プロファイルの右にある「編集」をクリックすると、目標を一覧する画面を見ることができます。

さて、次回は少しデータが溜まったころにどんな分析ができるか見ていきます。お楽しみに。

過去の関連記事
Google Analyticsを使おう(導入)
Google Analyticsを使おう(プロファイル一覧)
Google Analyticsを使おう(レポート)
Google Analyticsを使おう(レポート – ユーザー)
Google Analyticsを使おう(レポート – トラフィック)
Google Analyticsを使おう(レポート – コンテンツ)前編
GoogleAnalyticsを使おう(レポート – コンテンツ)後編
Google Analyticsを使おう(レポート – コンバージョン)前編

この記事に関するお役立ちリンク

Google Analytics

この記事よかった!の時、2つ投票押してください→人気ブログランキングへ
Written by hitomi in: Google, SEO, アクセス解析 |
3月
27
2009
2

Google Analyticsを使おう(レポート – コンバージョン)前編

「ユーザー」「トラフィック」「コンテンツ」「コンバージョン」のGoogle Analytics4大機能のうち、今回から「コンバージョン」です。

コンバージョンってなに?

はい、そこからですよね。コンバージョンというのは、

「Webサイトを訪れたユーザーが、目標を達成すること」

です。

目標には、以下のようなものがあります。

  • 商品を購入した
  • パンフレットをダウンロードした
  • 説明書ページを30秒以上読んだ
  • レストラン店舗の地図を見た

ほとんどのWebサイトでは、こういった目標を達成してもらうことこそが目的です。そして、一番よく使う指標は「コンバージョン率」で、Webサイトを訪問したユーザーのうち、目標を達成したユーザーのパーセンテージ、ということになります。

Webサイト訪問ユーザー数 × コンバージョン率 = 目的達成ユーザー数

Webサイト訪問ユーザー数は、SEOによって上げることができますが、コンバージョン率がゼロなら、結局いくら訪問ユーザー数が多くても、目的達成ユーザー数がゼロになってしまいます。つまり、SEOよりもコンバージョン数を上げることが重要になることもあるわけです。

たとえば、SEOをしっかり実施して1000人/日のユーザーがあなたのWebサイトに入ってくるとします。ここで、コンバージョン率0.1%の場合とコンバージョン率10%の場合を比較すると、

0.1%なら、1000人 × 0.1% = 1人

10%なら、1000人 × 10% = 100人

つまり、コンバージョン率が100倍になれば、売り上げは100倍になるわけです。

最近は、とにかくSEOという業者が増えていますが、コンバージョン率を説かない業者はあまり信用なりません。

さて、次回は実際にコンバージョンを分析できるように設定をしていきましょう。

過去の関連記事
Google Analyticsを使おう(導入)
Google Analyticsを使おう(プロファイル一覧)
Google Analyticsを使おう(レポート)
Google Analyticsを使おう(レポート – ユーザー)
Google Analyticsを使おう(レポート – トラフィック)
Google Analyticsを使おう(レポート – コンテンツ)前編
GoogleAnalyticsを使おう(レポート – コンテンツ)後編

この記事に関するお役立ちリンク

Google Analytics

この記事よかった!の時、2つ投票押してください→人気ブログランキングへ
3月
18
2009
2

Google Analyticsを使おう(レポート – コンテンツ)後編

前回に引き続き、「コンテンツ」です。

タイトル別のコンテンツ
上記「上位のコンテンツ」とほぼ同じですが、違いは、ページのタイトルで集計しているところです。
Webサイト内の各ページにうまくタイトルをつけておけば、集計もかなりわかりやすくなります

Google Analytics タイトル別のコンテンツ

Google Analytics タイトル別のコンテンツ

図では、美頼ITソリューションズのどのページが人気か、ブログではどのページが人気か、などが一目瞭然になります。さらに表の下の「ページタイトルを検索」で絞り込みも可能です。たとえば、「ニューヨークITブログ」と入れると、ブログのページランキングに絞って見ることもできます。これは意外と知られていない機能ですが、かなり使えます

コンテンツの詳細
「コンテンツの詳細」は「上位のコンテンツ」とほとんど同じですが、表に「ページ」だけでなく「フォルダ」も入ってくるところがポイントです。

たとえば、「/index.html」「/hitomifujisaki.html」「result.html」「campain.html」「customersvoice.html」などは、すべて「/」(ルートフォルダ、一番上の階層)に合計されます。

ブログへのアクセスを合計して知りたい場合は、「/blog/」の数値がそれ、ということです。

したがって、Webサイトを構築する時にうまくコンテンツをフォルダでわけておくと、アクセス解析が楽になります。

閲覧開始ページ
名前のとおり、Webサイトの閲覧を開始したページです。つまり、Webサイトの入り口になったページです。
ユーザーは検索エンジンなどでWebサイトを見つけて入ってくるので、どのページに最初に入ってくるかはわかりません。「閲覧開始ページ」を見れば、実際にどのページからユーザーが入ってきたことが多かったかがわかるわけです。

離脱ページ
閲覧開始ページと逆に、最後になったページがどこかを知るための表です。ほとんどの場合、ページの人気に比例するはずですが、まれに「なぜか離脱数が多い」というページがあったりします。

サイト上のデータ表示

これは本当にスーパーツールです。

実際にクリックしてみるとわかりますが、

実際のWebページの上に、ユーザーがどこをクリックしたかを棒グラフで重ねて表示します。

とにかく、やってみてください。

ということで、2回にわたってやってきました「Google Analyticsを使おう(レポート – コンテンツ)」でしたが、いやあ、Google Analyticsでは、いろいろできますね。そして、

有効にWebサイトを分析するには、うまいWebサイト構築が効果的

であることがわかってもらえたと思います。

Webサイト構築のご相談は、ニューヨークで実績と信頼のある美頼ITソリューションズへ。日本からのメール相談も受け付けています。

次回はいよいよ「コンバージョン」です。

過去の関連記事
Google Analyticsを使おう(導入)
Google Analyticsを使おう(プロファイル一覧)
Google Analyticsを使おう(レポート)
Google Analyticsを使おう(レポート – ユーザー)
Google Analyticsを使おう(レポート – トラフィック)
Google Analyticsを使おう(レポート – コンテンツ)前編

この記事に関するお役立ちリンク

Google Analytics

この記事よかった!の時、2つ投票押してください→人気ブログランキングへ
Written by hitomi in: Google, SEO, アクセス解析 |

Powered by WordPress | Theme: Aeros 2.0 by TheBuckmaker.com