ニューヨークITブログ

みなさん、スマートフォンってご存知ですか？

最近ではiPhoneが大きく話題になりましたが、スマートフォンとは、電話やSMS(ショートメッセージ、日本ではスカイメールなど各電話会社ごとに名前が違って同じ電話会社の携帯同士でしか送受信できませんが、アメリカでは電話会社間の境界はありません)だけじゃなくて、ネットを見たりEmailできたり、表計算までできたりする「賢い電話」です。

そうです、そんなこと日本の携帯はだいぶ前からできます。

ある調査によると、日本のスマートフォン率は80%を超えます。でも、世界的に見るとスマートフォンのシェアなんて微々たるものでした。もちろんアメリカのマーケットも世界の平均と似たようなもんです。

ところが、最新の調査では、2008年第4クォータにおいて

アメリカで売れた携帯は4台に1台がスマートフォンだったそうです！

これは、単純なものしかいらないという傾向にあるアメリカのマーケットでは、快挙です。私もずっとパソコンの開発をしていたので、アメリカ人のモバイルに対する感覚を追いかけてきましたが、ひょっとするとアメリカでスマートフォンが売れる日はこないんじゃないかと思っていました。しかし、きましたね。

車が売れなくなった分、お金が携帯に回ってきたんですかね？

ともかく、ここからはきっとスマートフォンが少なからず増えてくることでしょう。アメリカでWebマーケティングをされている方、今から始めようと考えている方は、そろそろスマートフォンを無視できなくなってきましたね。美頼ITソリューションズ社のテクノロジを導入いただいている「どこ地図」さんも、KDDI 6600J対応など、すでに時代は動いていますよ！

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株価が、NYでおよそ12年ぶりの最安値を更新しました。あちこちでニュースになっていますね。（日本でもNHK、朝日など各媒体）

実際のところニューヨークの街はどうかというと、意外に経済状況と温度差があるように見えます。美頼ITソリューションズのオフィスはタイムズスクエアにあるのですが、夜9時くらいにオフィスを出て帰ろうとすると、観光客がたくさんいて歩きにくいくらいです。ホテル関係者に聞くところによると、ホテルの価格をはじめとしてあらゆる旅行関連価格が極端に値下がりしているようですが、それを差し引いても「観光に行こう！」とタイムズスクエアに来た人たちがこれだけたくさんいるのはびっくりです。日本だと「とにかくお金は使わないでおこう」という雰囲気になりそうなのに、やっぱりアメリカなのか、それともニューヨークという特殊な地域だからなのか、とにかく人々は楽しそうに街を歩いています。

IT業界はというと、不況の影響が無いといえば嘘になりますが、やはり必需品であるため需要が全くなくなっているわけではありません。多くの会社がさまざまな経費を見直し、今年の予算組みに四苦八苦しながらITも「きちんと適正価格の業者を」と見直しを始めているというのが客観的に見た状況でしょう。そのために、2009年度の方針確定が遅れて2月3月あたりまでは一時的冷え込みがあるものの、その後はITなど企業における必需品については良い企業の選定を行ったうえで需要は復活すると思われます。

実際、弊社(美頼ITソリューションズ)にも在ニューヨークの企業からITに関する多くの相談が寄せられているし、昨年と比較しても相談数がかなり多くなっています。相談内容の多くは、「このままではいけない。うちも変わらなければ。」というもので、同じ在ニューヨーク企業として非常に心強い限りです。安値だ不況だと、色々な言い訳をしながら落ち込むのではなく、経費削減ができて時間もあるし、いろいろできるチャンスだと見て相談にいらっしゃる方は、本当に明日を切り開くパワーがみなぎっているように見えます。

ニューヨークにはこういった前向きな人が多く集まるので、経済状況と温度差があるように見えるんでしょうね。私はこのパワーあふれる街が大好きです！

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