ニューヨークでITにお困りの際は、ぜひ美頼ITソリューションズにお問い合わせください。

3月
02
2009
2

Googleアプリはネットに接続してないと使えない、というウソ。

最近のIT技術は、本当に日進月歩ですね。昔から日進月歩だと言われてきましたが、実際には「日進」は言い過ぎで、「月歩」くらいでした。しかし、ここ数年は本当に「日進」感があります。

美頼ITソリューションズでは現在「1時間無料相談キャンペーン」を実施していますが、その相談者さんたちが古い情報を基に悩まれているケースが後を絶ちません。今回はその中からわかりやすい事例を紹介したいと思います。(やりとりは実際の相談をベースに分かりやすく編集しています。)

例1 ワープロソフトの「ウソ・・・」
相談者さん「無料で使えるGoogleのワープロソフト(Google Docs)を使おうと思うのですが、他の人に『ノートパソコンで使ってるとき、インターネットにつながっていないところでは文章が編集できないからダメだよ』と言われました。なにかいい方法は無いですか?」

私「・・・その情報は古いです。最近はインターネットにつながって無くてもGoogleのワープロ(Google Docs)で文書を編集できますよ。」

相談者さん「え?ウソ・・・。」

きっと、かなり前に聞いたか、教えてくれた方が新しい情報を知らなかったんでしょう。実際には1年弱前からGoogle Docsはインターネットにつながっていないときでも編集ができるようになっています。

例2 GMailの「ウソ・・・」
相談者さん「私はGMailを使ってみたんですが、飛行機の上なんかでメールを書き溜めることができないので不便だったのでやめました。」

私「GMailはインターネットにつながって無くてもメールを書き溜めることができますよ。」

相談者さん「え?パソコンに詳しい人が、そんなこと絶対できないって言ってましたよ?」

私「いつ言ってました?」

相談者さん「ついこの前ですよ。1月です。」

私「そうですか。実は1月の途中から、できるようになったんです。少し設定をすればできるようになります。」

相談者さん「ウソ・・・」

この中に出てきた「パソコンに詳しい人」は、別にウソはついていません。ただ、その後に状況が変わったんですね。まさに、日進月歩です。ぼーっとしてると取り残されそうになります。もちろん、だからといって自分でIT情報を全部知っておくというのは困難だし非効率です。スモールビジネスや中小企業であれば、たまにITコンサルタントと話したりするくらいで十分なはずですね。

そこでスモールビジネスや中小企業にオススメなのは、高額な請求にならず、小さな相談も受けてくれるような「町医者のようなITコンサル」を見つけておくことです。ただし、日進月歩の世界なので、それについていってそうなコンサルを見つけることが重要です。
ニューヨークでは美頼ITソリューションズも、こういった「町医者のようなITコンサル」をやっています。ご興味があれば是非Webサイトから。

ということで、今回の無料相談キャンペーンで多くの方が誤解されているとわかった「Googleアプリはインターネットに接続していない環境でも使える!」について、近々記事を書きたいと思います。お楽しみに。

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2月
25
2009
2

Google Analyticsを使おう(プロファイル一覧)

前回の記事(Google Analyticsを使おう(導入))では、あなたのWebサイトでGoogle Analyticsを使えるようにしました。

もうレポートは見てみましたか?Google Analyticsに入って見てみましょう。

と、その前に、前回の導入でやり忘れたことはありませんか?
・Webサイトの全てのページにトラッキングコードを埋め込みましたか?
・トラッキングコードはきちんと</body>の直前に埋め込みましたか?

ではGoogle AnalyticsでユーザーIDとパスワードを入れてログインしましょう。

Google Analytics プロファイル一覧

Google Analytics プロファイル一覧

プロファイル一覧画面が表示されましたか?(上の画像をクリックすると拡大して見ることができます。) この画面では、Webサイトの状況概要を見ることができます。ひとつずつ確認していきましょう。

解析期間
まず右上の日付を見てください。これは、この一覧中に表示されている情報が、いつのものであるかを示しています。この場合、2009年1月24日から2009年2月23日の1ヶ月間の情報を表示していることが分かります。その下に小さく表示されている比較の期間は1年前になっています。これはあとで説明する「変化率」で、いつと比べているかを示しています。

名前
名前は、WebサイトのURLが出ていますが、実は「プロファイルの名前」です。今は1つのWebサイトしか表示されていませんが、Google Analyticsでは複数のWebサイトや条件でのサイト解析が可能なので、それらを区別するためにプロファイルを使います。今回はプロファイルについての詳細説明は省きます。

レポート
ここをクリックすると、レポート画面を表示します。

ステータス
Webサイトが正しくGoogle Analyticsの設定を完了して、Google Analyticsが解析を開始しているかどうかをここに表示します。緑のチェックマークなら正しく動作しています。うまくトラッキングコードを入れられていないとか、トラッキングコードを入れて間が無いのでまだ解析が始まっていないなどの理由で機能していないときは黄色三角の「!」マークが表示されます。

セッション
期間中のWebサイト訪問者数です。厳密には実際の訪問者数と若干のズレがありますが、あまり気にする必要はありません。Webサイトオーナーが最も気になる数字ですよね。SEOをしっかりやれば、セッション数を上げられるはずです。

平均滞在時間
期間中のWebサイト訪問者が、1回の訪問で平均でどれくらいの時間Webサイトを見ていてくれたかです。この場合だと平均6分38秒Webサイトを見ていたことになります。この時間が長ければ長いほど、訪問者はじっくりWebサイトを見てくれていることになるので、長いほうがよいですね。これはSEOをやっても伸びません。

直帰率
訪問者が、最初のページだけを見て帰ってしまった(ブラウザを閉じたり他のWebサイトへ行ってしまった)率です。1ページしか見てないということは、じっくりWebサイトを見ていないということになります。この数字は小さいほうがいいですね。これも、SEOをやっても良くなりません。

コンバージョン
これは訪問者がWebサイトオーナーの設定する目標をどれくらい達成してくれたかを示す数字です。たとえばECサイトなら、「購入確認ページまで進んでくれた人の割合」がコンバージョン率になります。この例ではコンバージョンの目標を設定していないので、結果が出ていません。この設定については後日説明します。ちなみにこれも、SEOをやっても良くなりません。

変化率
上記で説明した比較対象期間と比べて、期間中の結果はどのようになったかという伸び率です。通常はセッション(訪問者数)が表示されていますが、平均滞在時間、直帰率、コンバージョンなどの変化で見ることもできます。

以上、ざっと見て、「なるほどなるほど、どれもWebサイトの状況を知る上で大事な数字だな」と思えれば十分ですね。ところで、今回見てきたように

SEOは、Webサイトの状況のうち、ほんの一部を改善するにすぎません。

世の中はSEO至上主義になっている傾向にありますが、Webサイト解析について理解していくと、これがいかに危険なことか徐々に理解いただけるはずです。

さて次回はいよいよレポートを表示してグラフでWebサイトの状況を見てみましょう!

過去の関連記事
Google Analyticsを使おう(導入)

この記事に関するお役立ちリンク
Google Analytics

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2月
23
2009
2

Google Analyticsを使おう(導入)

みなさんは、自分のWebサイトに毎日どれくらいの人が訪問しているか知っていますか?また、どの国から、何時ごろ、何曜日によく訪問しているかも知っていますか?さらにGoogleなどのサーチエンジンから訪問してきた人たちが、そもそもどのような単語でWebサイトを見つけてくれたのか、知っていますか?

Google Analyticsを使えば、全て分かります。

Google Analyticsの画面

Google Analyticsの画面

Google Analyticsとは何か。簡単に言うと、Webサイトの訪問者を監視して、どんなアクセスがあったかをレポートしてくれる仕組みです。単なるカウンタ(訪問者を数える)と違って、週ごとのレポートをグラフで出したり、詳しい解析を行ったりしてくれます。

無料で強力なWebサイト分析の必須ツールです!

今回から数回に分けて、Google Analyticsを導入・利用していきましょう。すでに導入している人も、このシリーズ後半では便利な利用方法も紹介していきますので、ご注目ください。

導入でやるべきことは、

1.Googleアカウント取得
2.Google Analytics設定
3.Webサイトに小さなコードを埋め込む

これだけです。Googleアカウントをすでにお持ちなら、最初のステップはスキップしてください。

Googleアカウントの取得

早速Google AnalyticsをあなたのWebサイトに導入したいところですが、まずGoogleアカウントはお持ちですか?Googleアカウントとは、Google AnalyticsやGmailなどのためのユーザー名とパスワードのセットです。Google Analyticsだけでなく、他のGoogle機能(Gmailなど)を使うとき、Googleアカウントは必須になるので、まずここで作って下さい。会社として1つ管理用アカウントを作成するといいですね。スモールビジネスオーナーなら、すでにGmailを使っている場合はそのアカウントでもOKです。作ったユーザーIDとパスワードは、忘れないようにメモして大事に保管しておいてください。

Google Analytics設定

次に、あなたのGoogleアカウントでGoogle Analyticsを使えるようにしましょう。
Google Analytics設定画面
上記画面から、あなたのGoogleアカウントを入力してログインし、Google Analyticsを申し込む画面に進みます。あとはご自分のWebサイトURLなどを指定されるとおりに入力していけば、完了します。以下を参考にしてください。

ウェブサイトのURL:アクセス解析したいWebサイトのURLです。
アカウント名:Webサイトの名前を入れます。URLでもOKです。
デフォルトの国とタイムゾーン:Webサイトの設置地域を選択します。

姓、名、電話番号、国または地域:ご自分の情報です。

利用規約に同意すれば、トラッキングコード(HTML形式のテキスト)が表示されます。このトラッキングコードをWebサイトに埋め込むので、テキストエディタなどにコピーしておきましょう。

Webサイトにトラッキングコードを埋め込む

ご自分のWebサイトの全てのページに、さっき取得したトラッキングコードを埋め込みます。場所は、HTMLの</body>の直前です。
(とりあえずテストしたいだけなら、トップページだけでもかまいません。その場合、あとで忘れないように全てのページに入れてください。)

導入できたか確認する

さっきのトラッキングコード取得画面から続行するか、Google Analyticsのログイン画面から、Google Analyticsレポート画面に入ります。

「ウェブサイトのトラッキングの確認が完了していません」と出ているはずですので、「ステータスを確認」ボタンを押してステータスを確認します。Webサイトにうまくトラッキングコードを埋め込めていれば、「Analyticsを正常にインストールし、データの収集を開始しました」と表示されるはずです。

データは収集開始からおおむね1,2日で表示されるようになります。明日を楽しみにしましょう!

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